2014年10月31日金曜日

日本の子どもは絶滅危惧種

富士医師会主催のこころのネットワーク講演会に参加しました。
講師はNPO法人「子どもとメディア」代表の清川輝基氏
NHK出身でNHK放送文化研究所委員もされている方で、とてもわかりやすい講演でした。

TV、PC、ゲーム機、携帯電話、スマホの普及のそれぞれの時期から子どもの成長に悪影響を与えているデータが示され、なんとなく感じていたものが、驚きの現状になっていることを知りました。
ニュースでも取り上げられている体力の低下もそうですが、視力では、高校生の3/4が0.3未満だそです。学力もスマホ使用時間と反比例して落ちていきます。

世界中でこどもに好きなようにスマホを使わせているのは日本だけだそうです。
他の国では、スマホを消してまわりの人を見ようというCMが流れています。
日本では授乳中の母親の8割がTVやスマホをみているそうです。
これでは、子どもが育ちません。

うなぎよりも、日本のこどもが「絶滅危惧種」だと、
危機を感じました。
もっと恐ろしい実態をたくさん聞くことができましたので
子育てサロンなどで、少しずつお話していきたいと思います。