『子どもを非行化させるコツ』
1.
幼いときから冷たく放りっぱなしにせよ。遊び相手になるとかスキンシップは全く無用。
2.
欲しいと言ったら何でもすぐ買い与えよ。がまんさせることは絶対に禁物。
3.
子どもの間違いや失敗は理由を問わず叱りとばせ。口で言うよりひっぱたくほうがいっそうよい。
4.
子どもがどこで何をして遊ぼうが気にとめるな。遊び仲間についても全く知る必要がない。
5.
兄弟やよその子と比較して「おまえはバカだ、だれだれを見習え!」を連発せよ。
6.
忙しいのに食卓のだんらんなど無駄。子どもの話題や関心など無視すれば良い。
7.
子どもが善いことや努力をしてもめったにほめるな。むしろ、ごまかしや裏切りなど悪事をうまくやったら必ずほめよ。
8.
子どもの前では決して夫婦間の意見を一致させるな。特に父親は難しい問題からうまく逃げよ。
9.
お金こそ人生のすべてであると身をもって教え込め。宗教や道徳などを軽蔑させよ。
10. 子どもの前で常に法律、警察、学校、役所の悪口を言い、社会のきまりや公共機関への敵意を植えつけよ。
もし、以上のすべてを忘れたとしても、次のことだけを心がけるならば非行化は効率よく進むだろう。
“いつも夫婦仲悪く暮らし、憎みあい、できれば不貞をはたらき、
大人のエゴをむき出しにすること”
昨年、研修を受けた先生の著書の中には、少年鑑別所に貼ってあったと紹介されていました。アメリカの少年裁判所が発表したものをもとに小田原少年院から一般配布されたそうです。