2014年4月24日木曜日

富士市民生委員児童委員協議会総会

平成26年度富士市民生委員児童委員協議会総会がロゼシアターで開催されました。
富士市全体で民生委員は424人。平日の昼間にもかかわらずその大多数が出席していたようです。
会長の挨拶と9名の永年勤続者記念品伝達のあと
市長・市議会議長・社会福祉協議会会長からの祝辞がありました。

議事は、25年度の事業報告・収支決算報告、26年度の事業計画・収支予算の審議でした。

その後、引き続き全員研修会がひらかれました。
講師は昨年11月で退任され現在は静岡県民生委員児童委員協議会顧問の天野隆玄様で
議題は「みなさんに、おねがいしたいこと」でした。
経験豊富な民生委員だからこそというお話で
「委員活動に誇りと情熱を持って継続して活動してほしい」ということだったと思います。

全国的になり手不足の民生委員ですが、総会で質問もあったようにもっと民生委員の活動を地域に知っていただくことが理解と協力と後任の発掘にもつながるとことだ思いました。

私は顧問のお話を聞いて聖徳太子の四天王寺のことが改めて甦ってきました。
四天王像(多聞・時国・広目・増長天)のこと、そして「四箇院の制」をとられたこと。
敬田院は現在の寺院、施薬院は薬局、療病院は病院、悲田院は弱者や高齢者の為の社会福祉施設にあたります。
以前どこかで聞いたときにはあまり気にもとめませんでしたが、今民生委員という立場でこのお話を聞くと、現在の社会福祉の始まりが聖徳太子であったことで役割の大切さを再認識いたしました。